ジャイアントストア京都紫明通
バーテープ交換2014年1月1日
バーテープ交換です。
バーテープはロードバイクなどのドロップハンドルに巻き付けられているテープです。
厚さ・素材・色・デザイン…バーテープの種類は無数にありとても趣味性の高いアイテムなので、巻き方を憶えればいつでもバイクを自分色にカスタムできますよ♪
是非チャレンジしてみましょう(^_^)/
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ここでは基本的な巻き方を解説しています。
もしも
「読んでみたけど不安やなー」
「イメージしにくいなー」
と思われた方はスタッフにご相談ください(^_^)/
準備物
- バーテープセット
- ハサミ
- ビニールテープ
- 大きめのクリップ(洗濯ばさみなど)
- 定規
定規は巻き終わり位置を左右でそろえるために使います。
以下あるといいもの。
- メンテナンススタンド
(ディスプレイスタンド)
- ウエス(布)
- 脱脂剤
布と脱脂剤は、巻きつける前に油を除去します。
「パーツクリーナー」と呼ばれるものやアルコールが脱脂剤にあたります。
脱脂材が用意できない場合は拭き取りだけでもしっかりと行い、汚れ・油分を除去しましょう。
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以下はハンドルの右側で解説を進めます。
左側は全て対称で行ってください。
$初めての方はまず解説を全て読みいただき、作業の際も読みながらやってみてください。
実際にバーテープを巻いていく時、固さや巻き数を揃えるには左右同時進行がやりやすいですが、巻き慣れていない方は古いバーテープを巻き方のお手本として残しておき、片方ずつ行うのがオススメです。
▼動画で見る▼
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下準備
①油分を拭き取る
ほとんどのバーテープには裏側にズレ防止のための両面テープや滑り止めがあります。
手の脂や油分が付いたままだと、それらが機能しませんので拭き取っておきましょう。
乾拭きでもある程度は取れますが、パーツクリーナーやアルコールを布に含ませて拭くと綺麗に脱脂できます。
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②ケーブル類のまとめ
ケーブル類を添わせるタイプのハンドルであれば、ビニールテープなどで固定しておきます。
ケーブルを中に通すハンドルの場合、特に固定はしなくていいです。
Di2の電線は写真:左のように余りを作って固定しておきます。
※ケーブル類が既に固定されている場合、傷んでなければやり直す必要はありません。
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★バーテープの内容品★
- バーテープ
- エンドキャップ
- ブラケットの当て材
- 仕上げテープ
2のエンドキャップはハンドルの末端にはめ込む物。
3の端切れはブラケットの固定金具(銀色)の目隠しに使う物。
4はビニールテープで固定した後に貼り付けるデザインテープです。
3の端切れは、ブラケットの裏側の長さに切っておきましょう。
▼内側に端を当てて長さを測りカットします。
巻きつけ
バーテープはハンドルの端から巻いていきます。
巻く方向は写真を参考に
固さや巻き数を揃えるには左右同時進行がやりやすいですが、巻き慣れていない方は古いバーテープを巻き方のお手本として残しておき、片方ずつ行うのがオススメです。
①巻き始め位置
ハンドルの内側90°の所に端を当てます。
この時、少しはみ出しておきます。
(分厚いテープは1/3ほど。薄いテープは1/2ぐらい)
ぐるっと一周、強くまっすぐ巻き付けます。
はみ出した部分がすぼむように。
2周目から角度をつけて斜めに巻いていきます。
▼斜めの角度はだいたいでOK
3周ほど巻いたら一旦ストップ。
クリップで止めておきます。
③エンドキャップをはめる
先にエンドキャップを付けます。
はみ出させていた部分を中に折り込みながらエンドキャップを嵌め込みます。
嵌め込みがスカスカで緩い場合
→バーテープのはみ出しが少ないということなので、はみ出し量を増やします。
固くて嵌め込めない場合
→バーテープのはみ出しが多いということなので、はみ出し量を少なくします。
④ブラケット下まで
▼およそ1/3を重ねながら巻き進めます。
少し引っ張りながら巻くのがポイントです。
▼ピチッと巻きましょう
ハンドルの曲がった部分は巻き方の工夫が必要です。
カーブの外側と内側で重ねる幅を変えます。
外側の重ね幅は1/3を維持して、内側を1/2ぐらい重ねることで調節します。
ハンドルの曲がりが強くなるに従い、曲がりの内側(パイプ上側)の重ねる幅を増やします。
「あと1回巻けばブラケットにかかる」と言う所でいったんストップ。
クリップで止めます。
▼あと1巻きでブラケットに掛かる状態
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⑤ブラケット部分の巻き方
バーテープ巻きの山場です。
まず、最初に用意しておいた端切れをブラケットの金具に当てておきます。
(貼り付かない場合は手で押さえておきます)
まず、外から内へ巻きブラケットの上部へ。
ぐるっと一周巻いて戻ってきたら、前方・ブラケット下側へ。
ぐるっと一周巻いて内側へ戻ってきたら、上方・ブラケット上側へ。
8の字を描くようなイメージです。
▼このような巻き模様になっていればOK▼
▼動画でご確認を▼
▼ちょっと違う状態▼
この写真の巻き方は、その後の巻く向きが反転してしまったり、ブラケットの握り感が太くなってしまうのでオススメしません。
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⑥ハンドル上部
ブラケットから数回は普通に巻きますが、直角に曲がる所は同様に工夫しながら巻き進めます。
内側を狭く・外側を広く
曲がりがきつい部分が終わって普通の巻き方に戻すタイミングは下写真の通り。
▼1/3重ねの巻き方に戻ります
巻き終わりの位置はハンドルが太くなる部分が目安。
そこまで巻いたら一旦ストップ。
クリップで止めておきます。
⑦馴染ませる
バーテープを握って巻きつけた方向にグイッと捻ります。
タオルを絞るイメージです。
下から順にグイグイっと上まで。
馴染ませておくことで使ってから発生する緩みを少なくすることができます。
厚めのバーテープは入念に馴染ませましょう。
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⑧巻き終わり
どこまで巻くかを確認します。
ライト等に必要なスペースを確認しておきましょう。
左右で巻き終わり位置を揃えるには、ステムからの距離を測ります。
巻き終わり位置にセロテープなど貼っておくとgood。
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⑨ビニールテープの準備
固定に使うビニールテープを準備します。
▼斜めにカットしておくのがオススメ
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⑩バーテープの切り方
バーテープは斜めに切ります。
巻きつける角度と同じ角度でバーテープを引っ張り、巻き終わり位置と同じライン上で切ります。
もし、微調整を行いたい場合は少し長めに切ります。
ビニールテープを上から貼付けてバーテープを固定します。
ビニールテープもバーテープと同じ向きで2周ほど巻いておきます。
最後も斜めカットがオススメ。
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⑪仕上げ
バーテープに付属している「仕上げテープ」を貼ります。
▼このように貼るといいです
だいたいの場合、仕上げテープは必要以上に長いので、全部を貼り付ける必要はありません。
余分は切ってしまいましょう。
▼角を切り落としておくと剥がれにくくなります。
※ビニールテープのみで問題ない方は、仕上げテープを貼らなくてもOKです。
▼仕上げテープにも上質な物があります。お好みでどうぞ
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お疲れさまでした。
以上で出来上がりです (^_^)
上記はハンドル右側で解説いたしました。
左側は全て対称で行えばOKです。
▼動画で見る▼
▼定点カメラの通し動画▼
▼ブラケットの巻き方バリエーション▼
2020/04/26作成