ジャイアントストア京都紫明通

»トップへ

チューブ交換の手順2014年1月1日

チューブ交換の手順です。

パンク修理ができれば遠くでも一人でも安心して走りに行けます♪

また、タイヤ交換にも応用できますのでチャレンジしたい方はぜひ。

もしも

「読んでみたけど不安やなー」

「イメージしにくいなー」

と思われた方は店舗スタッフへご相談ください(^_^)/


 

【用意するもの】

  • タイヤレバー
  • 携帯ポンプ
  • 交換用チューブ

他に、ドラッグストア等で売られている薄手の使い捨て手袋(ニトリルやビニールなど)があると便利です。

丸めてサドルバッグに入れるといいです。

_


_

▼動画で見てみる▼

 

_


_

【チューブを取り出す】

まず、チューブの空気を抜ききります。
(キャップを外し、先端を緩めて押し込む)

▼根元の丸い輪っかも緩めて外します。

タイヤのビードがリム内側にへばり付いている場合は、タイヤ側面を揉むようにリムの中央に向かって押し込んで剥がします。
※両側&全周。

_


_

【タイヤを引き出す】

タイヤのビードを外に出します。
どちら側でもいいです。

バルブの横5cmぐらいのところにタイヤレバーのヘラ側を差し込み、テコの要領でタイヤのビードを引き出します。(基本的にどこからでもいいのですがバルブ近辺から始めると簡単)

1本目はスポークに引っ掛けて固定しておきましょう。

続けて、2本目のタイヤレバーでビードを引き出していきますが、
2本目はひっかけずに、横へ横へどんどん進めていきましょう。

1周つづけます。

※固定していた1本目が落ちても気にせずに。

片側でいいので、下の写真のように外せればOK。

パカパカになります。

_


_

【チューブを引っ張り出す】

片側のビードが外れたら、中のチューブを引っ張り出します。

※長期間使い込んだチューブはタイヤにへばりついていることがあります。
気にせず引っ張り出しましょう

▼バルブの部分は最後に

チューブとバルブは繋がってますので、タイヤをめくって引き抜きます。

_



_

【!異物の確認!】

パンクによるチューブ交換の際は、
異物が残っていないか確認しましょう!

▼ホッチキスが刺さっていますね

_

【チューブを装着する】

携行時は下のようにペタンコになっています。

このままでは捻じれや折れで失敗しやすいので、空気を少し入れて扱いやすくします。

チューブ自身の弾力で折れが無くなるぐらいが目安。


※入れすぎると伸びます。

_


_

【チューブをセットする】

基本的に外すときの逆の手順。
まずはバルブを差し込みます。

※爪を立てないように注意

 

バルブがセットできたらチューブをタイヤへ収めていきます。

▼このような余りが出たら、空気を少し抜きましょう

▼キレイに収まればOK

タイヤの中に収まったチューブを押し込んでリムに乗せます。

 

最後にタイヤのビードをリムへはめ込んでいきます。

バルブの反対側から始めて、バルブ周辺が最後になるようにはめ込んでいきます。

下の状態で硬くなったら、バルブ反対側(最初に装着した部分)からバルブに向かって、ビードをリムの中央(深い部分)に押し込んでいきましょう。硬くて入らなかったビードに余裕が生まれ、装着できるようになります。

 

Check!

空気を入れる前に!

まずはバルブを押し上げてビードが正しく収まるようにする。

▼押し込める状態ならOK

▼極端ですがダメな例

次に、下の写真のようにタイヤのビードとリムの間を覗いて、
チューブが挟まっていないか一周確認。

_


_

【空気を入れる】

ポンプをセットして空気を入れていきますが、少し硬くなった(圧が上がりだした)段階で“ビードの上がり具合”を確認します。

空気を入れて少し圧が上がったら、タイヤとリムの境目に現れる“線”を見ます。

▼このように線が均等に現れていればOK

▼まだ隠れています。空気を足して様子見。

▼ビードが正しく収まらず出た状態。このまま膨らますと破裂します。

タイヤのふくらみ具合に異常を感じたら、すぐに空気を抜いてチューブ噛み込みの再確認。

ビードを正しく収めてから再度空気を入れます。

_


_

以上でチューブ交換が完了です。

お疲れ様でした(^_^)

 

動画での確認もどうぞ。

 

 

2017年10月20日作成
2019年7月27写真サイズ・文章修正

2020/04/23
動画差し替え